宮本武蔵の兵法35か条 その25
宮本武蔵の書いた『兵法35か条』のゆるい現代語訳を書いています。 今回は第25条。 テーマは「敵の身になって考える」です。 第25条 敵の身になって考える 自分を敵の立場に置き換えて考えてみてください。 すると、見えてくるものがあります。 敵は、一人で立てこもっているのか。 大勢の仲間がいるのか。 武芸の達人なのか。 などなど。...
View Article宮本武蔵の兵法35か条 その26
宮本武蔵の書いた『兵法35か条』のゆるい現代語訳を書いています。 今回は第26条。「残心・放心」の話です。 第26条 残心・放心のこと 今回のテーマである「残心・放心」とは… 時と場合によって変化するこころの状態のことです。 こころには2種類あります。 ひとつは「意」です。 これには、気力とか集中する気持ちといったニュアンスがあります。 もう一つは「心」です。...
View Article『五輪書』を原文で読むなら岩波文庫
あーりーです。 武道をやらないのに、『五輪書』を読むのが好きです。 といっても、べつに『五輪書』を読んでだれかに勝とうとしているわけじゃありません。 ただ単に、心の拠りどころなんです。 安心するというか。 ぼくは心の弱い人間なので、すぐに不安になったり、緊張したりします。 そんなとき、『五輪書』はぼくの心の支えになってくれます。...
View Article宮本武蔵の兵法35か条 その27
宮本武蔵の書いた『兵法35か条』のゆるい現代語訳を書いています。 今回は第27条。「縁の当たり」についてです。 第27条 縁の当たり 敵が刀で斬りかかって来たとき… みなさんなら、どうしますか? 間合いが近ければ、 敵の攻撃を刀で叩いたり、受けたり、当てたりしますよね。 叩くにしろ、受けるにしろ、当てるにしろ、 どれも敵を打つ「縁」をつくるためです。...
View Article260年以上も秘伝だった『五輪書』をぼくらは今読んでいる
あーりーです。 宮本武蔵の『五輪書』は、むかし秘伝だったそうです。 秘伝の書。 たまに歴史モノの小説やドラマに出てくる言葉ですよね。 選ばれた人たちしか手にできないというアレです。 秘伝とされた『五輪書』 『五輪書』を書いた武蔵本人は、『五輪書』を秘伝にするつもりはなかったそうです。 武蔵の死後、『五輪書』は弟子たちによって秘伝の書とされました。 NHKのテキスト『宮本武蔵...
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